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◆#渋野日向子 が「特別」であるワケ #北田瑠衣 が感じる“宮里藍との共通点”とは
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◆#渋野日向子 が「特別」であるワケ #北田瑠衣 が感じる“宮里藍との共通点”とは
THE ANSWER編集部・#浜田洋平 / Yohei Hamada

北田瑠衣が渋野日向子の振る舞いを「特別」と語った理由とは【写真:荒川祐史】
北田瑠衣に聞く女子ゴルフの疑問「応援を力に変える方法」
 活況を見せる女子ゴルフで浮かぶ様々な疑問に対し、ツアー通算6勝の北田瑠衣(フリー)が「THE ANSWER」の取材に応じ、プロ目線の答えを語ってくれた。全3回に渡ってお届けする第2回は「応援を力に変える方法」。メンタルのスポーツとも言われるほど、心の浮き沈みがプレーに表れる競技。ギャラリーの声援を力に変えられる選手にはどんな特徴があるのだろうか。

 ◇ ◇ ◇

 ギャラリーの声は、どうやってプラスに変えられるのか。ティーグラウンドなら数メートル先に観衆が並び、ギャラリー同士の会話が聞こえてくるという話も聞く。トップ選手ともなれば、ショットを打った後に次の地点へ歩き出すと、名前を呼ばれたり、拍手を受けたりして花道のようになることも多い。

 だが、応援がプレッシャーになり、プレーにマイナスな影響を及ぼしてしまう選手もいる。コロナ禍の無観客試合でギャラリーの声援が恋しくなった女子ゴルフ。力に変えられる選手、変えられない選手の差は何かあるのだろうか。

 北田の場合は「『応援=力』という感じでうまく吸収できたのかなと。だから、それがプレッシャーになることはなかったですね」と振り返った。ティーショットがフェアウェーに乗ると、遥か先から拍手が聞こえてくる。「グリーンを外しちゃったかなと思ったショットの時に『ナイスオン!』と言ってもらえると、『あっ、よかった』と思える。それはありがたいし、嬉しかったです」。ギャラリーの反応がプレーの助けになり、気持ちも乗っていった。

 時に日本のギャラリーは“優しすぎる”という意見も聞く。海外ではたとえグリーンに乗ったとしても、難しい位置だった場合は拍手が起きないこともある。本当にいいショットだけが称えられるからだ。これについて北田はツアー通算6勝を挙げ、大ギャラリーを経験してきたプレーヤーとしての個人的な感覚を明かした。

「実際に足を運んでくださっているギャラリーの方は、皆さん目が肥えていると思うんですよね。いろいろな選手のボールやスイングを見ているから、『あっ、これはいいショットだ』とわかると思います。そこで判断してもらって、『ミスショットなんだけどな』という時でも『ナイスショット!』と言ってもらえたら私は嬉しいです」

 ギャラリーの声をポジティブに捉えた。それができる選手とできない選手の違いについては「難しいなぁ」と首をひねりつつ「性格ですかね。凄く大人しい性格の選手には『そっとしといて……』という人もいるかもしれないですし」と答えた。


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�いつも渋野日向子を応援して頂きありがとうございます。
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